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ハシビロコウ
コウノトリ目ハシビロコウ科
プロフィール
アフリカの湿地や草原で普段は一人で暮らしています。じっと動かず、ハイギョという魚が空気を吸いに水面にあがってくる時を狙ってハンティングします。普段は一人で暮らしているハシビロコウも、子育ての時期だけオスとメスが協力してこどもを育てます。産まれる卵は約3個で、一ヶ月で赤ちゃんが生まれます。赤ちゃんは大きくなると、狩りの仕方を親から学び、一人前になると独立します。
何年
(
なんねん
)
生
(
い
)
きるの?
30〜40年と考えられています。日本では43年生きている個体がいます。
身体測定
(
しんたいそくてい
)
してみると
全長 120cm
体重 5〜6kg
翼を広げると250cm
僕
(
ぼく
)
の
仲間
(
なかま
)
コウノトリに近いと考えられていましたが、最近、遺伝子的にはペリカンに近いことが分かっています。
こんなことをします
■ じっと動きません
ハシビロコウは一日中ほとんど動かず、獲物のハイギョがよく現れるポイントでじっとハイギョが現れるのを待っています。ハイギョが出てくると池に倒れ込むようにして大きなくちばしで捕まえます。
■ おじぎで挨拶
挨拶や求愛をする時などにクチバシを叩き合わせながらお辞儀をします。どうぶつ王国では飼育担当者にお辞儀をすることもあります。
■ 翼を広げて威嚇
普段一人で暮らしているので、知らない人が近くに来られることは苦手です。違うハシビロコウが自分のなわばりに入ってくると翼を広げて威嚇することもあります。
僕
(
ぼく
)
のからだ
■ 大きなクチバシ
ハイギョという大きな魚を捕まえるために大きなクチバシを持っています。クチバシの先は獲物を逃がさないように釣り針のように鋭く曲がっています。
■ 湿地でも沈まない長い指
湿地で暮らしているため、体が沈み込まないようにとても長い指を持った大きな足を持っています。
■ 鋭い目
とても鋭い目をしています。視力もよく、獲物のハイギョが水の中で出した空気の泡を見つけることが出来ます。若い時は目が黄色ですが、歳を取るにつれて青色に変化します。
こんなものを
食
(
た
)
べてます
【一日のごはん】
野生ではハイギョという魚を食べますが、どうぶつ王国ではニジマスを3匹あたえています。
一日
(
いちにち
)
の
行動
(
こうどう
)
■ ごはんの時間
部屋に帰ってからごはんをもらいます。競争相手がいないので、じっとしていてゆっくりごはんを食べます。
■ 羽根のお手入れ
雨の日に水をはじいたり、寒さから身を守ったりする羽根のお手入れは毎日欠かしません。
■ 寝る時は
寝る時は足を折り畳んで座って寝ることがあります。
参考文献
(
さんこうぶんけん
)
&おすすめの
一冊紹介
(
いっさつしょうかい
)
世界動物大図鑑 デイヴィッド・バーニー (編集), 日高 敏隆 (編集)
他
(
ほか
)
の
動物園
(
どうぶつえん
)
のハシビロコウ