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フタユビナマケモノ

有毛目フタユビナマケモノ科
メインフォト
プロフィール
南アメリカ北部の熱帯林にくらしています。ひとりでくらし,一日の大半を寝て過ごします。食事や交尾や子育てなど人生のほとんどを木の上で過ごし,地面にはうんちをする時や動物園ではエサを食べる時にしかおりません。においをかぐ能力が高く,においでコミュニケーションをとっていると考えられています。6ヶ月から1年の妊娠期間をへて,一頭の子供を産みます。子どもが大きくなるとお母さんは子どもに自分のすみかの木をゆずって,違う場所に移動します。
何年(なんねん)()きるの?
野生では20年ほど。動物園では40年生きた個体がいます。
身体測定(しんたいそくてい)してみると
体長46〜86cm
尾長1.5〜3.6cm
体重4〜8.5kg
(ぼく)仲間(なかま)
アルマジロやアリクイの仲間です。
インフォメーション

こんなことをします

■ 気温によって体の温度が変わります
外の気温に合わせて体の温度が変わる変温動物です。そのことにより,体温を維持するエネルギーが少なくなり,少ないエサでも生きていけます。
■ 擬態
寝ている時はまるで木に化けているようで,敵から見つかりにくいという特徴があります。
■ 泳ぎが上手
しばしば増水する川の近くに暮らしているので泳ぎが上手です。

(ぼく)のからだ

■ かぎづめ
前足は2本,後ろ足は3本のかぎつめをもちます。このつめを木に引っ掛けてぶら下がります。
■ 省エネ
エネルギーを消費しないために,ゆっくり動きます。一日のごはんは葉っぱ数枚です
■ 大きな鼻
大きな鼻はイヌのようにいつも濡れていて、かすかなにおいでも感じることが出来ます。

こんなものを()べてます

【一日のごはん】
野生ではエサが少ないため葉っぱ数枚でほとんど動きませんが、エサが豊富な動物園では、きゅうり、にんじん、キャベツ、りんご、ペレットなどを食べて野生よりも良く動きます。

一日(いちにち)行動(こうどう)

夜行性のため日中はほとんど木の上などで寝ています、
気候のよい春と秋などは少し動いてたまに採食や飲水します。
夕方ごろから徐々に活動し始めます、排泄も夜間のうちに木の下におりてすませます。
■ 木の上で寝ている
夜行性なので昼間は木の上で寝ています。
■ 夕方頃から
夕方頃から徐々に活動を始めます。
■ ごはんを探すのもウンチをするのも
ごはんを探すのもウンチをするのも夜です。
参考文献(さんこうぶんけん)&おすすめの一冊紹介(いっさつしょうかい)

(ほか)動物園(どうぶつえん)のフタユビナマケモノ

子どもゆめ基金助成活動
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