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メガネグマ

ネコ目クマ科
メインフォト
プロフィール
南アメリカ大陸の西側に普段は1頭で暮らしています。森や草原など、色んな所で生活します。木登りが上手で、地面だけではなく木の上でも生活することができます。南アメリカに暮らすクマはメガネグマだけで、バクの次に大きな動物です。昼間は木のくぼみの中や木の上に作ったベットで寝ていて、夜になると、においをたよりにエサを探して動き回ります。交尾をしたあと、エサが一番多い時期に赤ちゃんを産むことができるような体の仕組みを持っています。赤ちゃんは一ヶ月半は目が開かないまま、母グマと巣穴で過ごし、それから2年間生きて行く方法を学んで独立します。父グマは子育てを全く手伝いません。
何年(なんねん)()きるの?
20〜30年ぐらいです。35年生きた個体がいます。
身体測定(しんたいそくてい)してみると
体長 1.5〜2m
体重140〜175kg
尻尾の長さ7〜12cm
(ぼく)仲間(なかま)
クマの仲間です。クマの仲間は世界中に暮らしていて、赤道近くに暮らすマレーグマから北極に暮らすホッキョクグマまでたくさんの種類がいます。
インフォメーション

こんなことをします

■ 木登り上手
木の上で暮らすのでとても木登りが上手です。
■ 器用な手
木の上などで、木の実を引き寄せて食べるなど、器用に手先を使います
■ においで縄張りを主張
においを使って自分の縄張りを主張します。また、鼻が良く、においでエサを探します。

(ぼく)のからだ

■ クリーム色のメガネ
目の周りにクリーム色の毛が生えていて、メガネのように見えるのでメガネグマという名前がつきました。
■ クッションになる肉球
足の裏には肉球があり、木から飛び降りた時などに足への衝撃を和らげるクッションの役割をしています。
■ 大きな爪
手足には木登りに便利な大きな爪がついています。

こんなものを()べてます

【一日のごはん】
バナナやリンゴオレンジなどの果物、ニンジン(生とふかしたもの)、小松菜、サツマイモ(生とふかしたもの)、食パン等を食べます。

一日(いちにち)行動(こうどう)

朝、運動場に出てきてエサを食べます。その後は、遊んだり、休憩したり、していてお昼に時々おやつをもらいます。夕方、部屋に帰ってエサを食べます。暑い時は池の中で水浴びをします。
■ 水浴び
暑い日は池の中に入って水浴びをします。
■ ゆっくり休む
エサを食べたあとはゆっくり休んでいることが多いです。
■ エサを探す
朝、運動場に出る前に飼育担当者が運動場にエサを隠します。運動場に出てくるととても良い鼻を使って、においをたよりにエサを探して食べます。
参考文献(さんこうぶんけん)&おすすめの一冊紹介(いっさつしょうかい)
「器用な手」「 鋭い爪」の使用画像は錦俊哉さんよりご提供いただきました。

(ほか)動物園(どうぶつえん)のメガネグマ

子どもゆめ基金助成活動
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